事業計画書を書けない人の悩みや不安は同じ
・何を書けばいいのかが分からない
・何を訴えればいいのかが分からない
・簿記なんてわからないのに正確な売り上げ予測なんて出来無い
・どのような項目を入れればいいのか分からない
・テンプレや雛形を見ても頭が真っ白になる
結局何をどうやったらいいのかがわからない、考え込んで時間だけが過ぎてゆく。
そんなあなたの為に。。。
そして今回は、前回からの続きです。
事業計画書の書き方 続き
今回ご紹介する内容は、6、資金計画に関しては細かく資金の内容を見ていく作業になります。
焦ることなくじっくり取り組んでみてください。
では、参りましょう!
6、資金計画は細かく見ておくといいです!
説明すると、事業は、収入と支出をたえず繰り返す行為です。
それらはいくらで、いつ、どこから来て、どこへ行くのか。
また、どうやって確保するのか。
それを把握し、コントロールするのが資金計画。
その結果、事業活動が継続でき、なおかつ利益を生む根拠があることを、事業計画書を読む人に理解してもらうわけです。
資金計画については、埋め込む内容をご紹介したいと思います。
資金チェックシ-ト
起業前
事務所・店舗取得
①:敷金
②:礼金
③:保証金
④:仲介手数料
⑤:家賃1ヶ月分
⑥:看板契約料
⑦:駐車場契約料
⑧:その他
改装・設備
①:内装工事
②:外装工事
③:電気工事
④:電話工事
⑤:配管工事
⑥:設備工事
⑦:看板制作
⑧:電話加入権
⑨:その他
備品
①:デスク・イス
②:パソコン
③:パソコン周辺機器
④:ソフトウエア
⑤:電話・FAX
⑥:金庫・レジスタ-
⑦:空調機器
⑧:厨房機器
⑨:陳列棚・什器
⑩:書棚・キャビネット
⑪:文具・事務用品
⑫:印鑑
⑬:封筒・紙袋
⑭:ユニフォ-ム
⑮:消耗品
その他
広告・宣伝
①:名刺
②:案内状
③:チラシ類
④:ホ-ムペ-ジ
⑤:その他
仕入れ
①:仕入れ
②:材料・加工
③:その他
起業後
人件費
①:給料
②:保険・年金
③:福利厚生費
④:通勤交通費
⑤その他
事務所・店舗維持
①:家賃
②:管理費・共益費
③:水道・光熱費
④:看板使用料
⑤:(家賃更新料)
⑥:その他
仕入れ
①:仕入れ
②:外注費
③:材料費
④:加工費
⑤:その他
用品費
①:備品
②:事務用品
③:消耗品
④:修理
⑤:その他
営業諸経費
①:通勤以外の交通費
②:運送費
③:通信費
④:交際費
⑤:広告・宣伝費
⑥:販売促進費
⑦:資料費
⑧:教育研修費
⑨:保険料
⑩:リ-ス料
⑪:租税公課
⑫:雑費
⑬:その他
返済金等
①:短期借入金返済
②:長期借入金返済
③:納税準備
④:その他
以上のことをチェックして資金計画を作成してください。
7、考えられるリスクと解決策を上げておこう!
説明すると、起業してから、10万円の利益を出すことと、10万円の損失を未然に防ぐことは同じ価値を持ちます。
リスク管理のチェック
【お客さまの管理】
適切なお客さま管理を通じて取引の安定性を確保しているか
・取引先業者の信用管理(業績、支払能力、取引条件など)は適切に行なわれて
いるか
・お客さまとのクレームやトラブルに対し、全社的かつ迅速な対応がなされているか
・目に見えない機会ロス(売るべきときに売らなかったロスなど)は発生していないか
・取引をほかのお店や会社にに切り替えられないように、お客さま満足度の向上に努力しているか
【事故・災害】
不測の事故・災害に対する予防と発生時の対応ができているか
・地震や火事などの災害時の緊急対応マニュアルは整備されているか
・防災訓練などを通じ緊急時の対応や行動について全社員に周知徹底されて
いるか
・盗難や犯罪などの防止・防衛策は万全か
・火災保険や賠償責任保険などの各種損害保険の加入は検討しているか
【社員管理】
職場生活の安定性・健全性を確保しているか
・社員やパートの病気や事故などへの対応策と資金手当が行なわれているか
・就業規則の整備や社員やパートのモラル教育を通じて、会社が安全でかつ節度のある
職場生活がおくれる環境にあるか
など
いかがでしたでしょうか?
お役に立てていれば幸いです。