創業融資に必要な事業計画書の書き方を考えてみよう2

事業計画書を書けない人の悩みや不安は同じ

 

・何を書けばいいのかが分からない

・何を訴えればいいのかが分からない

・簿記なんてわからないのに正確な売り上げ予測なんて出来無い

・どのような項目を入れればいいのか分からない

・テンプレや雛形を見ても頭が真っ白になる

 

結局何をどうやったらいいのかがわからない、考え込んで時間だけが過ぎてゆく。

 

ということで前回の記事

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を考えてみようあなたにあなた自身の棚卸をやって頂きました。

今回は実際に事業計画書を作成していきたいと思います。

 

事業計画書の書き方

まずは、事業計画書には最低何が書かれていないと行けないのか?

7つご紹介したいと思います。

 

1、事業内容

2、起業の動機

3、市場環境

4、競合優位性

5、ビジネスプラン

6、資金計画

7、考えられるリスクと解決策

 

実は、前回の棚卸を完了されている方は、6、7以外は書けるようになっています。

 

なので、今回は、前回の棚卸の内容と対比させながら作成していきたいと思います。

 

1、事業内容から始めましょう!

あなたが行う事業の内容を書いてください。

できるだけ具体的に書いた方が良いです。

例)天然成分のみを使った⚪⚪のできる美容室、築地直送の⚪⚪が食べれる個室居酒屋、欲しいと思ったものが全て揃っておりすぐに購入できる小売業など

 

2、起業の動機は自信を持って!

あなたがなぜこの事業を起こそうと思ったのか?

起業の動機については、仕事のポリシ-で棚卸を終えています。自信を持って紹介するだけです。

例)私は○○年この○○の業界で仕事をしてきました。その中で身に付けたスキルは、○○と○○と○○です。

私はこの仕事の○○なところが大好きです。

そして、この事業を起業するうえで大切にしていることは○○○○です。

それは、お金以外の対価として○○○○な価値を大切にしているからです。

そして、この事業を通して○○な社会貢献をしたいと考え起業することとしました。

更に私はこの事業を起業するうえで○○○なことを大切にしています。など

 

3、市場環境を理解すると強みが分かる!

説明すると、あなたが参入していく事業が相手にするお客様とそこに既にいるまたは今後参入してくる競合他社や競合商品について把握することです。

それについては、お客さま比較と商品・サ-ビスの絞り込みであなたは既に答えています。

例)市場環境は、弊社の理想とするお客さまの年齢人口も多く住んでおり、尚且つ競合に対しても強みのある商品であることは確認済みである。

なので、このエリアに出店or設立することは理想と考えられます。など

 

4、競合優位性を理解しましょう!

説明すると、競合他社にはまねできない競合優位性を持つこと、競争が優位になるとともにマーケットをリードする存在になることが可能となる。

競合優位性についても商品・サ-ビスの絞り込みであなたは既に答えています。

例)当店は(当社は)、お客さまの○○な悩みを解決することのできる商品になっています。

そして、もっとも提供したい商品やサービスは○○です。

これは競合他社と比べて○○な強みがある商品なので差別化が出来るためです。など

 

5、あなたのビジネスプランを作る!

説明すると、ビジネスプランは、顧客の視点で考えられていることが必要です。

提供する商品・サービスが何で、何故、お客さまは対価を払ってそれを購入するか、それが実現するお客さまの価値は何かを考え、立証することが必要です。

商品はどこが新しいのか、そしてお客さまが待ち望んでいたものなのか、安いから買うのか。または同じレベルの性能のものだから、同程度売れると考えるのか。など

ビジネスプランについてもすべてではありませんが棚卸でおおよそは答えられるようになっています。

そして大切なことは、スト-リ-「どうしてそれをやるのか?」「どのようにそれをやるのか?」「何をやるのか?」が大切です。

例)居酒屋を例にするとします

ビジネスプラン

起業する事業の特徴(特に他の他社との差別化)

※ 私は、これまで居酒屋で経験を積んで来ましたが、将来の開業目標とするために、日本酒の勉強を行ってきました、

今回開業する居酒屋では、日本全国の知られていないけど美味しい日本酒を揃えこられたお客さまにご紹介していくことで満足して頂く、それにより、日本酒の好きなお客さまの獲得がし易くなると考えています

などなど・・・他と違う特徴を強調します。

 

起業する事業の市場性及び将来の延び

※立地条件としては、○○駅から延びる商店街の中ほどに位置しており、その先には中規模マンションなど多数あり、駅に向かうサラリ-マンの人たちの通勤路となっていますので かなりの集客力があると感じていますので、この場所で開業することを選びました。

また、この通リぞいには、居酒屋が多数ございますが、知られていないが美味しい日本酒を売りにしているところは現在のところはありませんので、市場性は高いと考えています。

 

顧客度(開業時の顧客度などを具体的に※)

現在まで他の居酒屋で勤務しており、その時の懇意にしていただいた、お客様にお声掛けをしており、(許可は頂いています)日本酒が好きなお客さま約40%程度は私が居酒屋を開業するにあたり、来ていただけるものと確信しております。

また、先ほど述べましたが今回開業する近くに美味しいけど知られていない日本酒を売りにしているところがありませんのでお近くのお客様も獲得できるものと考えています。

 

売上計画・費用計画・収支予測につきましては、

数字で表示します。

 

これも居酒屋で例えると、 1人平均@3,000円として

(*数字は適当に入れています)

開業当初  リピーター客(前職場から引き続き来てくれる方

新規客

リピーター       新規

1月目   延べ200人 @600,000円  延べ250人750,000円

2月目  延べ150人 @450,000円   延べ350人1,050,000円

3月目  ・・・・・・・

 

売上予測        費用計画    収支予測

1月目 1,350,000円   1,000,000円   350,000円

2月目  1,500,000円   1,100,000円   400,000円

 

1年目

2年目

3年目

 

費用内訳

 

○○(品名)    円

○○(品名)    円

電話代       円

計    円/月

など

 

今回はここまで

次回で後半の6、7についてのご説明をしますね。

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